アップル製品と私

MacBook Air 11インチ欲しい!
私がコンピューターを始めた小学生低学年のとき、みなの憧れのコンピューターはApple IIであり、その上で走るウィザードリィウルティマだった。それらのゲームはすでに国産パソコンでも動く時代だったにもかかわらず、剛の者はApple IIを購入してあの荒いグラフィックでゲームをやっていたのだ。私はというと家の屋根裏に転がっていたPC-8001や、Basicmaster level III、そしてお年玉で買ったMSX2をいじるのが関の山であった。

高校生になってコンピューターを触らなくなり、貧乏大学生になってからはコンピューターを買う金がもちろんなかったわけで、私のコンピューターとの再会は卒論であった。研究室の片隅に誰も使わなくなったQuadraがあったので、そいつをいじり始めたわけだが、以下に名機といえども、すでに明らかな型落ち品。いらいらさせられる遅さと頻発する爆弾マークなどから私はすっかりマックに不信感を抱くようになったのである。さらに当時のバイト先の塾では時々報告書を書く必要があったのだが、塾にあるのはポリタンクG3と初代iMac。不安定な動作と不快な円形マウスですっかりアップル製品が嫌いになった。

転機はありきたりながらiPodである。私は時折長距離ドライブをするのだが、CDをたくさんもっていくのは大変面倒なので、iPodは大層便利なものであった。また、当時はすでにMacOS Xの時代に入って長く、当時の私のメインマシンがVine LinuxUNIX系OSに対する親近感もあったので、ここに至って私とアップルは(一方的な)雪解けの時代に入ったのである。

しかし私は貧乏性であり、Macは割高と思い込んでしまい、決して自分の金でMacを購入しなかったのである。せいぜいできたことといえばパ○コン工房のノートPCの背面にiPodのおまけについてきたアップルマークのシールを貼り付けることぐらいであった。

結論としては、ぜひ話題のMacBook Airを欲しい、しかし金はない、ということで、
MacBook Air 11インチ欲しい!下さい!!お願いします!!!